7月29日、浦和レッズの定例会見でリカルド・ロドリゲス監督がメディア対応。23日に行われたパリ・サンジェルマン(PSG)との試合や、30日の川崎フロンターレ戦に向けてコメントを残した。
■コロナ陽性から復帰
クラブは21日、ロドリゲス監督が新型コロナウイルス陽性判定を受けたことを発表。それから約1週間経過した今回の定例会見では、冒頭に「症状が出たのは2日間で、24時間の間隔を空けて2回検査したところ陰性が確認できた。本日よりチームに合流しており、川崎戦はリカルド監督が指揮を執る」と説明があった。
隔離期間に行われたPSG戦は「家で分析していた」そうだが、試合について指揮官は手応えを感じているようだ。
「すばらしいという言葉では言い表せないチームと戦うことができました。そんなチームに対してしっかりとプレーできて、前半も後半もよかったと思います。チャンスもつくれて、浦和の強みを見せられたと思います。(ブライアン・)リンセンの負傷は残念ですが、それ以外は非常にポジティブなものでした」
PSG戦では後半から投入されたものの、わずか10分で負傷交代となったそのリンセンの状態については、「検査を含めて、今はメディカルスタッフに任せているところ。状況が分かり次第発表します」と説明した。
また、PSGのような世界トップとの差を埋めるために、「状況を認知して判断するために、たくさんの刺激があるなかでトレーニングをする必要があると思います。そのなかで1タッチ、2タッチでプレーすることによって、判断のスピードを上げていくことができると思います」と語っている。