【E1分析】森保一監督「よく動いてよくボールに絡む素晴らしい選手」と絶賛も「航さんと比較したとき足りない」と藤田譲瑠チマが自身に求めたポイント【日本代表vs韓国代表】(2)の画像
鋭い出足で韓国に中央での自由を与えなかった藤田譲瑠チマ 日本代表vs韓国代表(20220727)撮影/原壮史
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【EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会 日本代表vs韓国代表 2022年7月27日 19:20キックオフ】
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  藤田譲瑠チマは、しっかりと結果も残した。

 49分には右サイドの小池に展開するとそのまま攻撃に参加し、ペナルティエリア手前で戻ってきたボールをクロス。左サイドを縦に走った相馬勇紀にピタリと合わせ、先制ゴールをアシストした。

 72分には左サイドから内側に入ってきた西村と、右サイドから絞ってきた小池、高い位置を取った藤田、というマリノストリオが「マリノスで練習しているところ。いつも通りやったら海外でも通用するというのは自信になった」(藤田)というコンビネーションでボールを交換したところから攻撃が加速。藤田がペナルティエリア内に動いた西村へキーとなる縦パスを供給すると、西村はワンタッチで右サイドを駆け上がった小池へ、そこからの折り返しを町野修斗が決めて決定的な3点目が生まれた。

 87分にピッチを去る際にはスタジアムから大きな拍手とコールを送られた藤田だが、まだまだ満足していない。

 守備では「奪い切るところ。航さん(遠藤航)と比較した時、自分はそういうところは足りない」と、より高い精度と強さを自身に求めた。攻撃では、83分に絶好の位置で放ったシュートが枠を捉えきれず、大きく悔しがった。フルメンバーのA代表で居場所を掴むには、これで満足して良いはずがなかった。

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