■相馬が2ゴール、町野が大会3ゴール目

 EAFF E-1サッカー選手権(東アジア選手権)2022決勝大会第3節、日本代表対韓国代表が7月27日に行われた。日本が3−0の勝利を収め、宿敵韓国を撃破した。

 立ち上がりは日本が積極的に前線でプレスをかけ、韓国ゴールに迫る時間が多くなる。前半19分、左サイドで西村拓真との連係で相馬勇紀がボールを奪うと、そのままドリブルで持ち上がりシュート。これは惜しくもゴール右に外れてしまう。前半はほぼ日本ペースで進んでいくが、ゴールを奪えないまま前半が終了。スコアレスで後半に折り返した。

 前半は韓国相手にゴールを奪うことができなかった日本だったが、豊田スタジアムを本拠地とする名古屋グランパスの相馬、そして神奈川勢が活躍する。

 試合が動いたのは後半開始早々の49分。ペナルティエリア手前右の位置でボールを受けた藤田譲瑠チマがクロスを供給。ファーサイドへ走り込んできた相馬がヘディングシュート。これがゴールに突き刺さった。相馬の珍しいヘディングシュートで日本が先制に成功した。さらに63分、左CKを相馬が蹴ると、中央で佐々木がヘディング。これがゴールに吸い込まれて日本がリードを2点に広げた。

 続く72分、小池龍太が中央の西村とワンツー。絶妙なパスを西村から受けた小池が中央へまたも絶妙な折り返し。最後は町野修斗がダイレクトで押し込んだ。横浜F・マリノスの2人が崩して最後は湘南ベルマーレの町野という神奈川勢でゴールを奪った。

 その後も日本が韓国を0に抑え3−0の勝利。これで日本は4大会ぶり2度目の優勝、そして7月26日に優勝を決めていたなでしこジャパンとのアベック優勝となった。

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