ヘンクに所属する日本代表MF伊東純也がジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の開幕戦でアシストを決めた。自慢の快速を活かして、今年もアシスト王が健在であることを知らしめた。
■いきなりアシスト
昨季のアシスト王は今期も健在だ。ヘンクは開幕戦で昨季のベルギーリーグ王者クラブ・ブルージュとアウェイで対戦。伊東は右ウィングでスタメン出場を果たした。なお、ブルージュのセカンドチームに在籍している本間至恩の出場はなかった。
1−1の同点で迎えた47分、伊東が快速を活かして右サイドでスルーパスを受けると、この日本人ドリブラーはフリーの状態。ペナルティエリア右から中央へ冷静にグラウンダーのパスを供給すると、マイク・トレゾール・エンダイシミイェがダイレクトでゴール左に流し込んだ。昨季のアシスト王がいきなり開幕戦でアシスト決めたのだ。
抜け出しからラストパスまで落ち着きついており、貫禄さえも感じさせた。逆転ゴールを演出した最高のお膳立てに、ツイッター上では「日本代表の生命線」や「戦術伊東」などの声があがっている。