レアル・ソシエダに完全移籍した日本代表MF久保建英が新天地デビュー。日本代表DF板倉滉擁するボルシアMGと7月23日に戦った。
■久保建英は後半から出場
板倉はスタメン出場となったが、久保はベンチスタートとなったこの試合。先にネットを揺らしたのはボルシアMGだった。42分、セカンドボールを拾った板倉が相手をかわして縦パスを入れると、チームはそこから加速。一気にペナルティエリアへと侵入し、マルクス・テュラムがエリア内で倒されてPKを獲得した。
これをラミ・ベンセバイニがきっちりと決めてリードを奪っている。
そのまま0-1で前半が終了すると、ソシエダは久保を投入。トップ下のダビド・シルバとの交代で日本代表MFが新天地デビューを飾ることとなった。
するとソシエダは、61分に同点に追いつく。ホナタン・ゴメスのミドルシュートは相手に当たって宙に浮いたが、このボールにゴール前で反応したホン・カリカブルがバイシクルシュートを決めてゴールを奪った。
その後スコアは動かないまま試合が続いたが、久保に大きなチャンスが訪れる。78分、ペナルティエリア右でパスを受けるとワンタッチ目で相手をかわし、GKヤン・ゾマーと1対1になる。久保はゾマーの動きを見つつ左にかわしたが、これを左足で触られてしまい、カバーに駆けつけた相手DFにクリアされてしまった。
絶好のチャンスを逃してしまったソシエダは、その後もゴールを奪えず。結局、試合は1-1で終わっている。