ヴィッセル神戸に所属する日本代表MF橋本拳人が、スペイン2部のSDウエスカへ電撃移籍することとなった。両クラブの公式HPが7月18日に発表している。
■電撃移籍
前触れもなく、突然の発表だ。7月18日、日本代表合宿に橋本が参加する中で、スペイン初挑戦が明らかになった。神戸の発表によると、ロシアのウクライナ侵略によるFIFAの特別措置で「ロシアのチームとの契約が一時停止された措置を受け」、ウエスカと契約することになったという。
またウエスカの発表によると、橋本は7月19日から開幕となるEー1サッカー選手権(東アジア選手権)に臨む日本代表に合流しており、同大会終了後にウエスカに合流予定。そして、その後に入団発表を行う予定であるという。そのため、代表活動はこのまま続けることとなる。
橋本は神戸の公式HPを通じて「夢であった海外挑戦が様々な事情で難しくなっていましたが、今回、改めて、オファーを頂き、自分と向き合った結果、移籍の決断をさせて頂きました。4ヶ月という短い期間でしたが、素晴らしいチームメイトと出会い、スタッフの方々に支えられてサッカーをできる喜びを改めて感じることができました。そして、サポーターの皆様には、苦しい時期、声の出せない状況のなかチームに寄り添ってくれて拍手を送って下さり感謝の気持ちでいっぱいです」などとコメントしている。