レアル・マドリードに所属する日本代表MF久保建英のレアル・ソシエダ移籍が近づいているようだ。スペインメディア『マルカ』などが報じている。
■完全移籍か?
レアルとソシエダの交渉がついに決着がつきそうだ。『マルカ』によれば、ソシエダと久保は個人合意に達したという。契約は2027年までの5年間になる見込みで完全移籍となるようだ。また、年俸はレアルで受け取っていた金額と同等になる見込みのようだ。
レアル側は久保の将来性を考え、レンタル移籍で交渉を進めていた。しかし、ソシエダ側が久保の完全移籍を熱望。交渉は難航していたが、レアル側が折れる形でソシエダへの完全移籍となる可能性が高いという。また、その場合は買い戻しオプションが付帯するという。
ヴィニシウス・ジュニオールのスペイン国籍取得が遅れているなか、EU圏外枠が埋まっているために今季のレアル復帰の可能性は低くなっていた。久保にはオサスナやマジョルカなどが興味を示していたが、ついに決着がつきそうだ。ソシエダはUEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場するため、久保が欧州主要大会でプレーする姿を見ることができるかもしれない。