7月1日、浦和レッズの定例会見でリカルド・ロドリゲス監督がメディア対応。合流が発表されたFWブライアン・リンセンを獲得した理由、キャスパー・ユンカーとの同時起用などについて語った。
■リンセンに対する評価
ロドリゲス監督は、「我々のチームスタイルを考えると、非常に合致する選手だと思います」と、リンセンが浦和にフィットするだろうとコメント。続けてそのプレースタイルを解説した。
「ポリバレントで複数のポジションをこなすことができ、プレスをかけることもできる。両足でシュートを打つこともできる。また、背丈はそんなにないが、ヘディングの強さも持ち合わせている」
また、昨季オランダでプレーしていたリンセンは、本来なら今はプレシーズンの時期。コンディションが懸念されるが、ヨーロッパにて自主トレーニングを行っていたようで、これから高強度のチームトレーニングを開始するようだ。
「自主トレを向こうで行っていて、今度はチームで強度を上げたトレーニングを行っていくところです。時差ボケもかなり解消されていますけれど、ヨーロッパのシーズンが終わったところで一回しっかり休んでもらって、それからコンディションを上げていくという段階です。フィジカルのところもこれから上げていきます」
リンセンは、7月16日に行われるJ1リーグ第22節の清水エスパルス戦から出場できるが、この発言通りならば当日はプレーすることはなさそうだ。