■7月10日/明治安田生命J1第21節 浦和レッズ 3ー0 FC東京(埼スタ)
埼玉スタジアムでFC東京を粉砕した浦和レッズ。この試合で、背番号3を背負う伊藤敦樹がサポーターの前で見せたプレーが話題になっている。
試合開始時点で、今季「11」もの試合を引き分けとしている浦和レッズ。その要因の一つが、追加点がなかなか奪えないことだ。この試合では、前半にダヴィド・モーベルグがゴールを決めたものの、FC東京がビハインドながらブロックを組んでホームチームの隙を狙っていただけに、勝利できるかどうかは不透明だった。
そんな状況で、伊藤が決めた。50分、ペナルティエリア前で伊藤が左足を振りぬく。浮くことなく低い弾道を描いたボールは、ゴール右隅に吸い込まれていった。待望の追加点に、埼玉スタジアムに集まった浦和レッズのサポーターは喜びを爆発。選手も、先制点の場面以上に喜びを大きく表した。
力強く追加点を奪った伊藤に対し、サポーターもSNS上で称賛の声を送った。
「伊藤敦樹がバラックに見えたゴールシーン」
「現地見ててこれは思わず声が出てしまった」
「宇賀神の系譜はやっぱりこの距離でゴラッソ決めるんやな」
「大器の片鱗が見え始めました」
ドイツ代表でかつて活躍したミヒャエル・バラックのプレーを思い起こしたサポーターもいたようだ。