■7月10日/明治安田生命J1第21節 浦和レッズ 3ー0 FC東京(埼スタ)
浦和レッズがFC東京と対戦し、3-0で完勝。ゴールのたびに、浦和サポーターが埼玉スタジアムで歓喜に包まれたが、ピッチ横にいるボールボーイも大興奮していたと話題になっている。
そのゴールは、大久保智明が決めた3点目だ。2点リードで迎えた70分、センターサークル付近で左サイドからのスローインを受けた江坂任が、胸トラップするとボールを右サイドに大きく展開。猛ダッシュしたダヴィド・モーベルグが、相手陣内深くでボールを持ち、FC東京のDFバングーナガンデ佳史扶と対峙する。
フェイントをかけたこの元スウェーデン代表は左足で中にクロスを入れる動きを見せるが、実際には、モーベルグを追い越す動きをした江坂にヒールパス。このボールが見事につながりペナルティエリアにフリーで侵入した背番号33は、中にいた大久保にグラウンダーのクロス。大久保は合わせるだけでよく、鮮やかにゴールネットを揺らして見せた。
追加点を奪った大久保は大興奮。広告の看板を乗り越えて、サポーターの元へと走っていった。その様子をDAZNの映像でもとらえていたのだが、大久保が広告を乗り越える際、ボールボーイは両手に拳を作ってガッツポーズ。大久保に向かって何かを叫びながら、喜んでいる様子が映り込んだのだ。