■2つのポジションでプレー
板倉は中盤の一角として先発出場を果たした。チームは3-0のリードを得てハーフタイムに入ると、新指揮官のダニエル・ファルケ監督は後半に向けて一気に10人のメンバー変更を実行。ここでピッチに残ったのは板倉だけであった。
その板倉は、後半スタートからDFラインに加わってプレー。ボルシアMGはさらに3得点を加えることに成功し、日本代表DFは86分まで出場して6-0での快勝に貢献している。
試合後、『ビルト』は新天地デビューを飾った板倉について「この日本人は前半に『6』番として堅実なプレーを見せ、多くのデュエルを制してボールを確保し、説得力を発揮した」と称賛を送った。また、「昨シーズン、シャルケでDFBカップ2回戦にてライオンズ(1860ミュンヘンの愛称)と対戦し、まさかの敗退を喫した板倉にとって、これは小さな挽回となった」とも報じている。