シュトゥットガルトの日本代表MF遠藤航が、近所の子どもに恩返しを送った。その粋な行動がSNSで話題になっている。
■LEGENDの文字をプリントしてTシャツに
事の発端は、遠藤の家の近所に住む子どもたちのサプライズだった。
5月14日に行われたブンデスリーガ最終節、シュトゥットガルトはケルンと対戦。引き分ければ2部3位との昇降格プレーオフ行きとなる状況で、チームは2-2で後半アディショナルタイムへ。このまま試合終了かと思われたが、92分に遠藤がCKからヘディングシュートを突き刺して勝ち越しゴールをゲット。最後の最後で勝利をつかみとり、劇的すぎる残留を成し遂げた。
すると近所に住む子どもたちが、遠藤の家の前の道路に「LEGENDO」とチョークで書くサプライズを送った。これはレジェンド(LEGEND)と遠藤(ENDO)を組み合わせたもので、「LEG」は赤、「ENDO」は白のチョークで書かれていた。
これを受けて、遠藤は恩返しを実行。「LEGENDO」の文字をプリントしたTシャツをプレゼントしたのだ。「子供達が家の前に書いてくれた文字をそのままTシャツにしてあげました」というテキスト(文章)とともに、このTシャツを近所の子供たちが着た画像をツイッターにアップすると、たちまち話題になっている。
日本人のファンからは「このエピソードに関わった人たち全てが粋だな」「なんと、あの話にはまだ続きがあった!」などの反応があり、現地サポーターからは「彼は最高だ。ずっとチームにいてほしい」という声もあがり、その人柄の良さが多くのファンに届いている。