■大久保「夏でも走れる自信はある」
プロ2年目の大久保は、去年もちょうど同じ6月頃から試合に起用されることが多くなったが、「たしかに去年も夏から(試合に)出始めたし、自分は(暑くても)走れる方なので、そのあたりで他の選手との違いを出せているのかもしれませんね」と、笑みを浮かべた。
夏季は遅い時間帯に試合が開始されるものの、日本特有の湿度の高い気候のなか、90分近く走り続けることは困難を極める。夏場の連戦となれば、選手たちの消耗も計り知れない。しかし、若手選手である大久保が暑さの中でもしっかり走り切れると自信を覗かせたことは実に頼もしく映った。
そんなゴールまであと一歩というところの大久保だが、「ゴールは、次のホーム(7月10日開催のFC東京戦)で決めたいですね」と、次節で結果を出すことを見据えていた。
チームとしても、ここから少しでも上位を狙うためにも、そろそろ順調に勝ち星を積み重ねていきたい時期ではある。そのためには、ゴールと勝利は必須だ。大久保は自身の今季初ゴールでチームを救うことができるか。