浦和レッズは6月27日、フェイエノールトのオランダ人FWブライアン・リンセンが完全移籍で加入することにクラブ間で合意したと発表。日本でのメディカルチェック等を経て正式契約が結ばれる予定のようだ。背番号は「9」に決定している。
J1リーグ18試合を終えてわずか4勝と苦しむ浦和だが、助っ人を加えた「新布陣」で逆襲することができるか。
■プレースタイルは?
浦和はリンセン獲得を発表するとともに、その特長を解説。「前への推進力・スピードがあり、テクニックも兼ね備えた得点力高いストライカー」だという。さらには「周囲の選手を活かすプレーもでき、守備面での貢献も期待できる」ようだ。
170cmと上背はないものの、2021-22シーズンのエールディビジではチーム2位となる13ゴールを挙げており、さらには8アシストをマークしている。
CF以外にも両WGとしてプレーできるリンセンは、『WhoScored』によるとボールキープが得意で、サイドからのカットインを好むという。中央で基準になるタイプの大型ストライカーではないものの、サイドで起点になったり自らドリブルで仕掛けたりと、複数タスクをこなせるFWであることが伺える。