■浦和レッズが誇る「J1リーグ2位」の数値と課題

 続いて指揮官は、次節の対戦相手であるヴィッセル神戸について言及。横浜F・マリノス、浦和に次いでゴール期待値が高い点を指摘した。

「順位表ではあまりいい位置にはいませんが、いい選手たちがそろっています。ゴール期待値はリーグ1位がマリノス、2位が浦和、3位が神戸です。これは決定機をたくさん作っているということ」

 一方で、ゴール期待値が高いわりには、浦和は17試合で18得点、神戸は15得点と物足りない。ロドリゲス監督は両チームの課題である得点力不足についても言及しつつ、とはいえリーグで1試合4得点も記録している神戸の爆発力を警戒しているようだ。

「ただ、浦和と神戸はその決定機であまり点が取れていないので、このような順位になっています。サッカーは結局、最後は得点を取らないといけない。あとは攻守のバランスも大事です。神戸はホームで非常にいいプレーをしていますし、大量得点の試合もありました。このスタジアムのピッチはあまりよくないので、去年の経験からそのようなところも考慮しながらプレーしないといけません。いい選手といい監督がいるので、簡単な試合にはならないと思います」

 得点力不足に喘ぐチーム同士の一戦となるが、果たして浦和は勝利を挙げられるか。

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