■新潟は首位固めを狙う
アウェイに乗り込む新潟は、17節から6戦負けなし(5勝1分)と好調を維持している。前節はブラウブリッツ秋田を3対0で退けた。
新潟は2列目のプレーヤーが揃って好調だ。前節は本間至恩が2アシスト、松田詠太郎が先制点を決めた。さらに、途中出場のシマブク・カズヨシがリーグ戦初得点を含む1ゴール1アシストを記録し、同じく途中出場の伊藤涼太郎がダメ押しのループシュートを描いた。得点とアシストには絡んでいないトップ下の高木善朗も、キレのある動きで相手守備陣を翻弄した。
横浜FCを3対0で退けた17節のホームゲームでは、19歳のふたりが全得点を叩き出した。三戸舜介と小見洋太だ。
U-21日本代表の一員としてAFCU-23アジアカップに出場していた三戸は、大会終了後初のリーグ戦となる。国際舞台で得た刺激を、Jリーグのピッチで表現する意欲に満ちているだろう。17節以降は得点がない小見も、ビッグマッチに闘志を燃やしているはずだ。
新潟はボランチの高宇洋が累積警告で出場停止だ。ここまでの選手起用を見ると、星雄次の起用が想定される。
J2リーグでの対戦成績は、新潟が13勝4敗と大きく勝ち越している。相性の良さも生かして、新潟は首位固めを狙う。