レアル・マドリードに所属する日本代表MF久保建英に、レアル・ソシエダ移籍が浮上したようだ。スペインメディア『アス』や『マルカ』が現地時間6月22日に報じた。
■次はソシエダか?
久保は2019年にFC東京からレアルへ移籍以降、レンタル移籍でスペイン1部の他チームでプレーし続けている。最初のシーズンはマジョルカ、翌シーズンの前半戦はビジャレアルにレンタルも、出場機会が限られ後半戦はヘタフェでプレー。今季はマジョルカへ再レンタルとなり、公式戦30試合に出場2得点3アシストを記録し、チームの1部残留に貢献した。
次なる久保の移籍先は、今季ラ・リーガで6位に入り欧州カップ戦への出場権を得たソシエダになるかもしれない。同クラブは過去2年間、久保に対してラブコールを送ってきたが叶わず。『マルカ』によると、ソシエダはすでにレアルへ最初のオファーを送っており、拒否されたようだ。
レアル側もまだ久保の将来について考えており、保有権は失いたくない様子。そのため、契約形態がネックとなりそうだ。ソシエダ側の要求は完全移籍の5年契約。しかしレアルはレンタル移籍、または買い戻しオプション付きの移籍を望んでいるという。
ソシエダは来季、UEFA欧州カンファレンスリーグ(UECL)プレーオフから参戦。加入となれば、上位を狙えるチームでプレーすることができるが、果たして久保は来季どこでプレーすることになるのだろうか。