6月19日に行われたJ1リーグ第17節、川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌。この試合で川崎FのFW小林悠が決めたバイシクルゴールが話題になっている。
■2得点1アシストの大活躍
小林はベンチスタートとなったが、58分に知念慶の負傷によって急きょピッチへ。
その後、66分にチームは勝ち越し弾を決められて1-2とビハインドに。しかし、この苦しい状況を打破したのが小林だった。
69分、川崎Fがペナルティエリアまで攻め込んでパスで崩そうとすると、相手にボールが当たって脇坂泰斗の体に跳ね返り、こぼれ球が宙に舞う。ここにいた小林は、一寸の迷いもなくジャンピングボレーを選択。綺麗なフォームから放たれたシュートは地面に叩きつけられ、ゴール左へと突き刺さった。小林の鮮烈な今季リーグ戦初ゴールによって川崎Fが同点に追いつく。
さらに小林は86分に逆転弾をゲット。その3分後には家長昭博のゴールをアシストした。そして96分にはマルシーニョのダメ押し弾を決めたホームチームが5-2で勝利を収めている。
これでJ1札幌戦は11試合12ゴールとなった小林。札幌キラーぶりを発揮し、川崎Fをリーグ戦4試合ぶり白星に導いている。スーパーサブではなくエースFWであることを改めて示した背番号11は、やはりクラブ初の3連覇に欠かせない存在だ。