■10日のノエビアスタジアム神戸でも警備員が対応
チュニジア代表としては、20年越しのリベンジだった。2002年6月14日、日韓ワールドカップで同国は日本代表と対戦。同日開催なだけでなく、スタジアムこそ違うもののこの大阪の地でぶつかったのだ。結果は2-0で日本の勝利。チュニジアのカドリ監督は「逆の結果になることを願っている」とこの試合に挑んだ。
スコアレスで前半を折り返した時点ではどちらが勝ってもおかしくなかったが、後半に畳みかけるように3得点を奪った。20年前の2点差を上回る点差での勝利だった。
チュニジアサポーターは、チリ代表と対戦した6月10日の試合(ノエビア)でも応援歌を歌うなど、警備員に注意され、試合中に何度も注意アナウンスが流れる事態となった。母国の代表の応援で興奮するのは世界共通だが、チームに迷惑をかけないためにも開催国のルールは守らなければいけない。