イタリア代表ＭＦニコロ・バレッラが衝撃のゴールを決めた。ＵＥＦＡネーションズリーグ・リーグＡグループ３第２節、イタリア代表対ハンガリー代表が現地時間６月７日に行われ、ホームのイタリアが２−１の勝利を収めた。
■バレッラの強烈ミドル
カタールワールドカップの出場権を逃したイタリアは、６月１日に行われたアルゼンチン代表戦でジョルジョ・キエッリーニが代表引退。次のＷ杯へ向けて世代交代も行われる中、６月４日に行われたドイツ代表との第１節は１−１で今季のネーションズリーグドロー発進となった。
バレッラの先制ゴールが生まれたのは前半３０分。左サイドでレオナルド・スピナッツォーラがロングボールを受けると、ペナルティエリア左からバレッラへマイナスのパス。ペナルティアークでボールを受けたバレッラはワントラップから右足一閃。これがゴール左へ突き刺さった。
まさにロケットのような一撃。トラップから右足を振り抜くまでのスピードが速い。トラップも完璧で、イメージ通りの動きだったのだろう。ゴールまでの動きがスムーズだった。そして、シュートの威力とコースも完璧。ハンガリーのＧＫデネス・ディブスも触ってはいたものの、ボールはゴールに吸い込まれた。
このゴールで先制したイタリアは４５分にロレンツォ・ペッレグリーニが追加点。ハンガリーも６１分にジャンルカ・マンチーニのオウンゴールで１点を返すも、イタリアが２−１の勝利を収めた。
