■キリンチャレンジカップ２０２２ 日本代表ーブラジル代表（国立）
６月６日の国際親善試合・日本代表戦に向けて３日に来日したブラジル代表が４日、試合会場となる国立競技場でメディアに練習を公開した。一部、撮影禁止の時間帯が設けられたものの、日本メディアに最初から最後までトレーニングを公開。練習とはいえテクニックやスピードにあふれたその内容に、報道陣からは驚きの声が飛び出す場面もあった。
練習内容自体にも、珍しいものがあった。その一つが、全員参加の巨大鳥かごだ。ネイマール（パリ・サンジェルマン）やビニシウス、カゼミロ（レアル・マドリード）らフィールドプレイヤーがセンターサークル上に並んだのだ。中でボールを追うのは３～４人。ボールを回す人数が多いため強度は低くなるが、笑顔を交えながらボールを回し、そして追っていた。
全員参加の鳥かごに続いて３グループに分かれての鳥かごも行われた。こちらはハイテンポでボールが回り、笑顔を見せながらではあったが、全員参加のものとはまた違った空気となった。スペースがない中でもネイマールやビニシウスらが見せたテクニックはすさまじく、王国の実力を感じさせる練習内容となっていた。
