【日本代表対パラグアイ代表 6月2日】
浅野拓磨はあたりまえのようにボールを右足で浮かした。相手GKサンティアゴ・ロハスと1vs1の場面だが「選択肢のある中」でのループシュートだった。原口元気からのスルーパスに抜け出した浅野はスピードのある中でも「落ち着いていた」。「自分の間合い」とも表現した。
浅野自身は「入るか入らないか五分五分の確率」とは言ったものの、イメージした通りのしてやったりという感じの先制ゴールだった。まだ、1試合目だが、浅野の「カタール」が近づいた気がした。
2点目は鎌田大地のヘッドという「珍しい」ものだった。堂安律からのクロスを鎌田は頭で触った。
後半、1点を返された直後、三笘薫がGKロハス越えのループを決めて3-1とした。
鎌田が倒されて、そのペナルティは堂安が右に蹴ったが、これはロハスに読まれた。
前田大然は鎌田が演出した絶好のチャンスをこれでもかというほど高く外してしまった。