■2枚の交代枠を残した指揮官の考え

 実際に得点を決めたカイキは、3人目のストライカーとでも言うべきスコアラーになっている。4月13日のルヴァン杯・C大阪戦で得点を決めて以降、これで8試合6得点。リーグ戦に絞っても、直近4試合で3得点と乗りに乗っている。最強2トップに目を向けていると、3人目が出てくる厄介さで、“最強3トップ”と言うにふさわしい補完関係だ。

 ただ、それ以上の得点は奪えなかった。チャンスは作り続けたが、決めることはできなかった。逆に、ヴァイラー監督は「良い流れで良い感覚が持てていたので、交代枠が5枚ある中で3枚しか変えませんでした」と交代枠を使い切らない判断をした。試合終盤に足が止まった時間があったとはいえ、それ以前の流れを見れば、そのコメントも納得できる展開だった。しかし、浦和レッズの7試合連ドローに引き込まれるように、スコアを動かすことはできなかった。

 同日に試合があった川崎フロンターレが引き分けたため、勝てば再び首位を掴むことができたが、次節以降に持ち越しとなった。最強3トップの躍動で、鹿島は栄冠への道のりを歩む。

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