【プレミアムリーグ分析】リバプール南野拓実、古巣・サウサンプトン相手に「同点ゴール」!優勝争い「残りあと1試合」【サウサンプトン対リバプール】(1)の画像
南野拓実 撮影/中地拓也

【イングリッシュ・プレミアリーグ サウサンプトンvsリバプール 2022年5月17日(日本時間27:45キックオフ)】

 マンチェスター・シティとリバプールが史上最高レベルのデッドヒートを続けているプレミアリーグもとうとう残り2節。

 ただでさえ負けられない戦いが続いていたが、今節は先に試合を消化した首位のシティがドロー。暫定的に勝ち点差が4となったリバプールは、絶対に負けられない状況で試合に臨むことになった。

 負ければシティの優勝が決定、という試合になったが、リバプールが他のチームより2日遅れて第37節を戦うことになったのは、14日にFA杯の決勝戦が行われていたため。その試合を制し、史上初の4冠達成(FA杯、カラバオ杯、リーグ、CL)に近づいたリバプールだが、120分の激闘の中でモハメド・サラーとフィルジル・ファン・ダイクが負傷交代。

 中2日で迎えたこの試合でユルゲン・クロップ監督はサラーとファン・ダイクに加え、サディオ・マネやトレント・アレクサンダー=アーノルド、チアゴ・アルカンタラら多くの選手を休ませる決断を下し、サラーの代わりに、日本代表の南野拓実が先発起用された。

 南野はリーグ戦では2月19日のノリッジ戦で試合終了間際に登場して以来、カップ戦を合わせても3月20日のFA杯ノッティンガム・フォレスト戦以来2ヶ月ぶりの出場となり、ディオゴ・ジョタ、ロベルト・フィルミーノとの3トップを形成した。

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