■リカルド・ロドリゲス監督「改善すべくトレーニング」
さらに終盤、アレクサンダー・ショルツがペナルティエリア外からボレーを放ち、クロスバーを叩く場面があった。しかし、これもスコアを動かすには至らない。公式記録で10本というシュートは、得点に結びつくことがないままタイムアップとなった。
「いくつか作ったチャンスの中でどれか一つでも決まっていれば」
リカルド・ロドリゲス監督は試合後にこう悔やみ、「相手を崩すのは簡単ではないが、われわれとしてはそこを改善すべくトレーニングしている」と言うしかなかった。
Jリーグで最後に白星を掴んだのは3月19日の磐田戦で、2か月弱も勝利から見放されている。次節からはホーム3連戦。広島を皮切りに、横浜FM、そして鹿島と対戦する。下位に沈む現状から浮上するために、サポーターの後押しを受けるこの3連戦で勝利を掴み続けるしかない。