【浦和レッズ】柏レイソルにスコアレスで4戦連続ドロー 「ACLで掴んだ得点力」をJで生かせずの画像
古巣対決となった浦和レッズ・江坂任 撮影:中地拓也
■【画像】柏レイソル‐浦和レッズの写真■

■5月8日/明治安田生命J1第12節  柏レイソル 0ー0 浦和レッズ(三協F柏)

 ACLの1次リーグを勝ち抜けた勢いを国内に持ち込みたかった浦和レッズだったが、90分間を戦って無得点。柏レイソルの攻撃をシャットアウトしたことでスコアレスドローとなり、Jリーグではこれで4戦連続の引き分けとなった。

 国内での得点力不足を打破することはできなかった。この試合で、アレックス・シャルクがJリーグでは初めて先発に名を連ねた。システムは4-2-3-1。最前線に立つオランダ人アタッカーと、トップ下に入った古巣対決の江坂任のコンビに期待がかかった。

 Jリーグでは10試合戦って11得点と、リーグ12番目の得点数に悩んでいたが、ACLでは6試合で20得点。そのうちシャルクは3得点を奪っていた。日立台の一角を真っ赤に染め上げたサポーターも、得点を待ち構えていたはずだ。

 しかし、序盤から浦和の攻撃はピリっとしなかった。特に前半はボールを保持する時間があるものの、決定的な場面を作ることは容易ではなかった。その間、柏の鋭い攻めに苦しみながらも、スコアが動くことなく前半を過ごした。

 後半に入っても、攻撃陣がゴールを割ることができなかった。シャルクがゴールしたかに思えた場面があったが、判定はオフサイド。背番号17が「VAR」をジェスチャーで要望したが、主審はVARアシスタントレフェリーと交信していることを伝えたうえで、オフサイドの判定を変えることはなかった。

PHOTO GALLERY ■【画像】柏レイソル‐浦和レッズの写真■
  1. 1
  2. 2
  3. 3