FC東京のスーパールーキー・松木玖生がついにプロ初ゴールを決めた。2022明治安田生命J1リーグ第11節、アビスパ福岡対FC東京が5月3日に行われた。アウェイのFC東京は1−5の敗戦を喫した。
■待望の初ゴール
青森山田高校からFC東京に入団した松木は開幕戦の川崎フロンターレ戦でスタメンに名を連ね、いきなりプロ初出場。その後もスタメンに起用され続け、出場停止で欠場した第7節のヴィッセル神戸戦を除いてリーグ戦全てにスタメン出場していた。
この日もスタメン出場を果たした松木は1点ビハインドの前半24分に待望のゴールを決める。志知孝明のバックパスが少し威力が弱く短くなると、これを見逃さなかった松木がボールをカット。そのままドリブルでGKと1対1に。冷静にキックフェイントでGK村上昌謙をかわしてボールをゴールに流し込んだ。
松木が一瞬の隙を見逃さずに奪った同点ゴール。抜群のスピードでボールに追いつき、一気にGKを抜き去る。最後は落ち着いてゴールを決めることができた。DAZN JAPANの公式ツイッターがこの動画を投稿すると、「落ち着きが素晴らしい」や「ナイスゴール」などコメント欄に称賛が相次いだ。
松木のゴールで同点にしたFC東京だったが、山岸祐也とルキアンに2ゴールずつ決められ、結局、1−5の敗戦を喫した。松木のプロ初ゴールを勝利で飾ることができなかったFC東京は、リーグ戦6試合ぶりの敗戦となった。