奪ってから8秒でゴール! 上田綺世と鈴木優磨「鹿島アントラーズの最強2トップ」が見せたコンビネーション弾の画像
鈴木優磨のアシストでゴールを決める瞬間の鹿島アントラーズ・上田綺世 撮影:中地拓也

■5月3日/明治安田生命J1第11節  鹿島アントラーズ ー ジュビロ磐田(カシマ)

 鹿島アントラーズ最強の2トップが、GWに躍動。ジュビロ磐田を一蹴する活躍を見せ、首位を快走している。

 2人のコンビネーションが炸裂したのは35分のことだった。中盤右サイドで樋口雄太がボールを奪うと、前方にいた鈴木優磨にパス。相手DFのプレッシャーを受けることのない場所でボールを受けた鈴木は、トラップしながら反転する。前を向くのと同時に、前方のスペースに向けて浮き球のパスを供給した。

 そこに走り込んだのは、上田綺世だ。背番号18が「プルアウェイを始めて、優磨君が前を向いたタイミングでダイアゴナルをしようというイメージ」と話した動きでそのボールを受けて前に持ちだすと、寄せようとした相手DFの前に素早く入り、そのままシュートを放った。磐田のGKアレクセイ・コシェレフの飛び出しも虚しく、上田のシュートがゴールネットを揺らしたのだ、

 樋口がボールタッチをしてからゴールネットを揺らすまで、わずか8秒。電光石化の攻撃は、チームに2点のリードをもたすものだった。

 このゴールにはSNSでも多くの反応が見られた。

「この2トップはえぐい!!!上田綾世がシーズン終了後まで鹿島にいるなら優勝は鹿島やな。」
「優磨のトラップから一瞬の間があってバックスピンの掛かった優しいラストパス。鈴木優磨、まだまだ底が知れぬ。」
「ほんとに少しだけどスピード少し緩めてオフサイドにならないようにして、抜け出してるんだね」

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