【ラ・リーガ分析】「バルセロナ戦」サッカー日本代表・マジョルカ久保建英はベンチスタート!「タテへの弱さ」で前半で2失点【バルセロナ対マジョルカ】(1)の画像
バルセロナのジョルディ・アルバと競り合うマジョルカの久保建英 写真:なかしまだいすけ/アフロ

【ラ・リーガ バルセロナvsマジョルカ 2022年5月1日(日本時間28:00キックオフ)】

 前節、ハビエル・アギーレ体制になって初めてスタメン起用された久保建英だったが、同監督になってからの途中出場時と比べて低調なパフォーマンスに終わり、この試合では再びベンチから試合をスタートすることになった。

 攻撃の柱であるベダト・ムリキを累積警告で欠くマジョルカは、5-4―1で守備を固めつつ、攻撃時には両ウイングバックが2トップと並ぶほど高い位置を取って3-3-4の状態になる、という戦い方で試合を進めようと試みた。

 ただし、攻撃での理想的なフォーメーションを見せる機会は限られていた。クロス主体のバルセロナの攻撃に耐える時間が長くなったマジョルカは、ようやくボールを持つ番になっても最終ラインから前に出すことができず、結局ゴールキーパーが大きく蹴り出して、再びバルセロナボールになってしまうということを繰り返したためだ。

 それでもなんとか0-0を保ったマジョルカは、19分にようやく理想的な攻撃を披露。右から左への大きな展開からブライアン・オリバンがクロスを入れ、フェルナンド・ニーニョがゴール前に飛び込んで合わせたが、ここを決めきれず。

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