日本代表ＦＷ浅野拓磨が圧巻の２アシストでボーフムのドルトムント撃破に貢献した。ドイツ・ブンデスリーガ第３２節、ドルトムント対ボーフムが現地時間４月３０日に行われた。アウェイのボーフムが４−３の勝利を収めた。
■浅野が圧巻の２アシスト
先制ゴールが決まったのは開始３分。右サイドでロングボールに対して競り勝った浅野が中央へクロスを供給。これにセバスティアン・ポルターが頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。浅野の超絶妙なクロスが炸裂。ポルターについていたマヌエル・アカンジが足を滑らせたということもあったが、あとは合わせるだけという完璧なボールだった。
さらに８分、左サイドに流れたボールを浅野が拾い、周りをよく見てマイナスのパスを供給。ミロシュ・パントビッチがスルーしたボールにゲリット・ホルトマンがダイレクトでゴール右に流し込んでゴールネットを揺らした。浅野が冷静な判断で味方にボールを渡し、しっかりと２アシスト目を決めた。
その後ボーフムはドルトムントに２本のＰＫを与えてしまい、アーリング・ブラウト・ハーランドに決められてあっさりと同点に。そして６２分、ペナルティエリア左に抜け出したマルコ・ロイスがグラウンダーのクロスを供給。これをハーランドが決めてハットトリックを達成。ドルトムントが逆転に成功した。
しかし、試合はこれでは終わらず。８１分にはユルゲン・ロカディアがゴールを決めてボーフムが同点。最後は８５分にミロシュ・パントビッチがＰＫを沈めてボーフムが４−３の勝利を収めた。
