【UEFAヨーロッパリーグ 準決勝1stレグ ウェストハムvsアイントラハト・
フランクフルト 2022年4月28日(日本時間28:00キックオフ)】
まだキックオフから1分も経っていなかった。
自陣からボールを持って上がった鎌田大地が、左サイドを走るフィリップ・コスティッチではなく内側のラファエル・サントス・ボレにパス。ボレがクロスを入れると、逆サイドから飛び出したアンスガー・クナウフがヘディングで叩き込み、いきなりフランクフルトが先制した。
持ち上がりから外ではなく内へのパスを選択した鎌田のプレーは、セカンドアシストと言われるのに相応しいものだった。
背番号15はその後も相手がマークについてこないポジションを取り続け、いやらしい存在であり続けたが、ホームで簡単にやられるわけにはいかないウエスト・ハムが猛反撃を見せる。
14分には中央での飛び出しを許し、ゴールキーパーのケビン・トラップが1vs1の大ピンチを迎えたが、ここはシュートがポストを直撃。