今回のtotoではルヴァンカップ第5節の8試合とJ2第11節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
今回のJ1クラブが戦うのは、リーグ戦ではなくカップ戦であり、予想にも普段とは違う難しさが生じる。だが、どんな舞台においても変わらない熱を持つ試合がある。それが、ダービーである。今週末には、セレッソ大阪とガンバ大阪による、大阪ダービーが開催されるのだ。
過去の対戦成績を見れば26勝10分15敗と、G大阪に分がある。だが、近年にはその流れが変わりつつある。昨年はルヴァンカップも含めて4度対戦し、上回ったのはC大阪だ。リーグ戦では1勝1敗で、ルヴァンカップでは準々決勝第1戦で0-1で屈したが、4日後の第2戦で4-0と大勝し、勢いに乗って決勝へと進出した。
最近の調子を見ても、C大阪が上回っている。ターンオーバーを施しても、ルヴァンカップでは17歳の北野颯太が2得点。ここはC大阪の勝利を抑えておきたい。
楽しみな若手の躍動が期待できそうなのが、北海道コンサドーレ札幌と柏レイソルの対戦だ。札幌の19歳FW中島大嘉と柏の18歳FW升掛友護と、2人の10代がそれぞれ4得点しており、ルヴァンカップの得点ランクで首位に立っている。
升掛の4得点はシュート4本で奪ったもので、驚異的な決定率を誇っている。中島のスピードとパワーは、リーグ戦でも証明済み。ルヴァンカップ第2節での対戦では、この2人が2得点ずつした末に3-2で札幌が勝利。中島がリーグ戦でもゴールを奪っていることを加味して、ここは札幌がまたも上回るとみる。