■旗手、前田、古橋、井手口の活躍は？
セルティックのプレーオフ初戦は４月２４日のロス・カウンティ戦。そして、優勝を左右するレンジャーズとのオールドファーム（グラスゴーダービー）は５月１日に行われる。この試合こそ今季のスコットランドの天王山。セルティックは勝利すれば、優勝は目前となる。
今冬の移籍市場で川崎フロンターレからセルティックに移籍した旗手は、途中加入ながら主力に定着。リーグ戦１３試合に出場し、４得点３アシスト。圧巻だったのは２月２日のレンジャーズとのオールドファームだ。２ゴール１アシストの大活躍でセルティックの勝利に貢献し、マン・オブ・ザ・マッチ（ＭＯＭ）に選出された。セルティックファンを認めさせた試合だった。
同じく冬に加入した前田も好調。横浜Ｆ・マリノス時代の恩師ポステコグルー監督のもとで躍動。リーグ戦では５ゴール１アシストを記録している。持ち前のスピードを活かしてスコットランドを沸かしている。井手口は怪我の影響もあり、公式戦５試合の出場にとどまっている。スタメンは１試合しかなく、厳しい状況が続いている。
２０２１年７月に加入した古橋は今季の序盤で衝撃的な活躍。８月８日のリーグ戦ダンディーＦＣ戦でハットトリック。その後もゴールを量産し、公式戦２８試合に出場１６ゴール５アシストを記録。しかし、怪我の影響で今季の後半戦のほとんどを棒に振ってしまった。それでも４月９日に行われたレギュラーシーズンの最終節セント・ジョンストン戦で途中出場から復帰を果たすと、７ゴール目に関与。セルティックにとっても、日本代表にとっても古橋の復帰は朗報だ。
いよいよ始まるセカンドステージ。旗手、前田、古橋、井手口はセルティックに２年ぶりの優勝をもたらすことができるだろうか。セルティックのセカンドステージ初戦ロス・カウンティ戦は、日本時間４月２４日２２：３０キックオフで行われる。
