■ユナイテッド加入後の来季フォーメーションはどうなる?
ユナイテッドでは、現在アヤックスで指揮を執るエリック・テン・ハグ監督が来シーズンの新指揮官に就任することが確実視されている。
そのテン・ハグ監督は、4-3-3もしくは4-2-3-1のシステムを用いたポジショナルプレーを実行し、攻撃的なサッカーを展開することで知られる名将。4月18日のオランダ・カップ決勝では日本代表MF堂安律擁するPSVに敗れて準優勝となったものの、エールディヴィジでは29試合で85得点という圧倒的な成績を誇示して首位をキープしている。
CBにも高いビルドアップ能力が要求されるテン・ハグ監督のポゼッションサッカーにおいて、左利きで長短のパスを繰り出せるパウ・トーレスは重宝されるだろう。久保建英がビジャレアルに所属していた際は、頼りになるチームメートだったパウ・トーレス。来季は左CBとして定着し、右CBのバランとともにコンビを組んで、ユナイテッドの攻撃を最後方から支えるはずだ。
果たして、スペインで躍動する25歳は新天地にイングランドを選び、DFラインを立て直すことになるのだろうか。