マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを決めた。プレミアリーグ第33節マンU対ノリッジ・シティが現地時間4月16日に行われ、ホームのマンUが3−2の勝利を収めた。
■衝撃の3ゴール
まずは前半7分、ベン・ギブソンからアンソニー・エランガがボールを奪うと、ペナルティエリア右からパスを供給。このボールを受けたC・ロナウドがダイレクトでゴールに突き刺した。続く32分、アレックス・テレスの右CKにC・ロナウドが頭で合わせて追加点を決めた。
その後、前半アディショナルタイムと52分にノリッジが立て続けにゴールを決め、同点に追い付かれてしまう。だが、この日のC・ロナウドは凄かった。2−2の同点で迎えた76分、ペナルティエリア手前右寄りの位置からC・ロナウドがFKを蹴ると、ボールは左ポストを叩いてゴールに吸い込まれた。
まさに世界最高峰と呼ぶべき圧巻のハットトリックだった。
今季序盤は調子が良かったC・ロナウドだったが、中盤は失速。パフォーマンスの低下を指摘する声も上がっていた。だが、3月12日のトッテナム戦でもハットトリックを記録し、徐々に調子を取り戻している。世界最高の男が赤い悪魔を牽引している。