【ラ・リーガ分析】マジョルカのサッカー日本代表・久保建英は後半出場!「残留争いの消耗戦」で魅せた「“日韓の至宝”の鮮烈コンビネーション」【エルチェ対マジョルカ】(2)の画像
マジョルカの久保建英とイ・ガンインはエルチェ戦にともに後半から出場 写真:ムツ・カワモリ/アフロ

【ラ・リーガ エルチェvsマジョルカ 2022年4月16日(日本時間21:00キックオフ)】

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 ビハインドとなり、攻撃に出なければならないマジョルカは後半開始から、サッカー日本代表久保建英とイ・ガンインをピッチへ送る。久保は右サイドと中央、イ・ガンインは右サイドから左サイドまで、と2人は流動的にポジションを取り、近い距離で連携する場面も多く見られた。

 53分には右サイドから中央へ入ってきたイ・ガンインが、もともと中央にいた久保にパス。ゴールに背を向けてボールを受けた久保はターンで前を向き、ドリブルでペナルティエリア直前まで進んだが、この試合の基準ではファウルではない当たりの強さで潰されてしまった。

 55分には久保に決定機。ワンツーでペナルティエリアに進入しシュートを放ったが、右足で蹴ったボールはゴールから逃げるように枠を大きく外れてしまった。

 カウンターではなくパスで攻撃が活性化してきたマジョルカだったが、58分、フリーキックからペドロ・ビガスに決められ2点差となってしまう。

 久保はその後も攻撃を牽引したが、ゴールが遠かった。

 69分には久保が中央をドリブルで打開しディフェンスの裏を取ったベダト・ムリキにラストパス。シュートで1点、という場面を生んだが、ムリキが決めきれなかった。

 78分には久保からのボールをムリキがイ・ガンインに繋いだものの、エルチェディフェンス陣がシュートコースを塞ぎその先を許さなかった。

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