フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する田中碧とシャルケに所属する板倉滉が、ともに独メディア『キッカー』が選ぶブンデスリーガ2部第29節のベストイレブンに選出された。ドイツ2部で活躍する日本代表コンビは、ともにゴールで魅せた。
■ともに圧巻のゴール
田中は現地時間4月8日に行われたハンザ・ロストック戦にスタメン出場を果たすと、前半13分に左からのグラウンダーのクロスに中央へ飛び込んでダイレクトシュート。強烈なシュートがゴールに突き刺さった。さらに田中は後半アディショナルタイムに3点目のダメ押しゴールをアシスト。1ゴール1アシストの大活躍でチームの勝利に貢献した。田中にとってはドイツでの初ゴール&初アシストとなった。
板倉は現地時間4月9日のハイデンハイム戦にボランチとしてスタメン出場。52分、板倉はペナルティエリア右でボールを受けると、2度のキレキレの切り返しから右足を振り抜く。強烈なシュートはゴール左に決まった。板倉はフル出場を果たし、3−0の勝利に貢献した。
独メディア『キッカー』の電子版は田中と板倉に「2(1が最高)」の高評価。日本代表コンビがボランチの位置に並んだ。田中は初のベストイレブン選出、板倉は5回目の選出となった。
板倉が所属するシャルケは現在ドイツ2部で首位。1年での昇格を果たすことができるだろうか。