■4月9日/明治安田生命J1第8節 川崎フロンターレ ー 柏レイソル(日産)
J1で2位だった川崎フロンターレが、等々力競技場で3位の柏レイソルを撃破。順位を暫定ながら首位に浮上させ、良い雰囲気のままACLへ挑むこととなった。
直近2試合を1分1敗とまさかの結果で、調子を落としていた川崎だったが、サポーターの前で再び強さを見せつけることができた。新システムを採用したチームは、前半アディショナルタイムにレアンドロ・ダミアンがゴールを決めると、守備陣も好調・柏の攻撃をシャットアウト。マレーシア渡航前のゲームで見事に完封勝利を収めた。このまま、4月15日から始まるACLのグループステージへと戦いの場を移すこととなる。
そんなチームに対し、試合後、サポーターが一枚の大きな横断幕を掲示した。そこに書かれていたのは、「世界へ響かせ!闘え川崎!!」というメッセージだった。アジアで戦うチームの躍進を願ったその横断幕は、試合後に選手が通る場所に掲げられたのだ。
さらに、「Paint it Blue in Asia」と書かれたフラッグなど、世界を意識した応援がなされた。そんなサポーターの前に選手が来ると、用意されたトラメガを手にしたのが主将・谷口彰悟だった。
「しっかり戦ってきます!」
サポーターの期待に、力強く答えたのだ。