J1リーグ第6節、柏レイソルvsジュビロ磐田が4月2日に行われた。この試合でJリーグデビューを果たした磐田MF古川陽介のドリブルが話題になっている。
■2回のキックフェイントで相手を翻弄
静岡学園で10番を背負い、今季から磐田に入団した古川は、柏戦の66分から途中出場して待望のJリーグデビュー。
すると、昨冬の全国高校サッカー選手権でも披露した圧倒的なテクニックを見せた。
69分、左サイドでスローインを受けると、左足でクロスを上げると見せかけて切り返し、中に切り込む。そして、今度は右足でクロスを上げる素振りを見せると、再び角度の深いキックフェイントを実行。2度のフェイントで対面した相手選手を完全にかわして、ペナルティエリア内にボールを送っている。
この切り返しを見たファンは「FIFAみたいな動き」と称賛。まさにゲームのようなドリブルで会場を沸かせた。
静岡学園の象徴でもある、抜群のテクニックを持つ古川。その技術を活かしたドリブルで、ここまでわずか1勝と苦しむ磐田の勝利に貢献できるだろうか。