4月2日に行われた、J1リーグ第6節の北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズ。この試合で札幌FW中島大嘉が見せた大迫力のスプリントが話題になっている。
■自陣ゴール前から相手ペナルティエリアまで約100mを駆け抜ける
中島の迫力あるスプリントが見られたのは、1-1で迎えた86分。
浦和の左CKを自身がヘディングで前方に跳ね返すと、このボールをルーカス・フェルナンデスが拾い、高嶺朋樹が受け取る。
そして、自陣ペナルティエリアから走り出した中島は、ハーフライン付近で加速して高嶺からスルーパスを引き出す。すると、このパスに反応した浦和の大畑歩夢と関根貴大を追い抜かしつつ弾き飛ばし、転倒させた。
最後は長くなったボールをGK西川周作にキャッチされてしまったものの、桁違いのフィジカルとスピードが溢れ出た100mダッシュは圧巻だった。
このスプリントには「和製アーリング・ハーランド」や「中島あの体格であのスピードか」など、数多くの称賛コメントが寄せられている。
188cm77kgと大柄な体格ながら、異常なスピードを備えている中島。今季リーグ1得点を記録している19歳の規格外FWには、ハーランドのようにゴール量産も期待されるが、どこまで得点数を伸ばせるだろうか。