日本代表MF三笘薫が1アシストでロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)のレギュラーシーズン1位確定に貢献した。
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第33節スタンダール・リエージュ対ユニオンSGが現地時間4月3日に行われた。アウェイのユニオンSGが3−1の勝利を収めた。
■ダメ押し弾をアシスト
三笘は左ウィングバックでスタメン出場。町田浩樹はベンチ外となった。日本代表でもオーストラリア代表戦で2ゴールを決める大活躍を果たし、ワールドカップ出場権獲得に貢献した三笘がクラブでも好調を維持している。
8分、左サイドでロングボールを受けた三笘はドリブルで仕掛けると、相手は足を出してボールを掻き出すことが精一杯。ボールはタッチラインを割り、ユニオンSGがCKを獲得した。すると、そのCKから最後はテディ・テウマのボレーシュートが決まりユニオンSGが先制に成功した。
その後ユニオンは同点とされるも、70分に勝ち越しゴール。そして83分に三笘のアシストからゴールが生まれる。カスパー・ニールセンからのスルーパスを受けた三笘が左サイドで仕掛けると、ペナルティエリア内で切り返しからマイナスのパスを供給。これを受けたニールセンがダイレクトでゴールを決めた。三笘のスピード、ドリブル、判断が光ったゴールシーンだった。
これがダメ押し弾となり、ユニオンSGが3−1の勝利。最終節を残して勝ち点を74にしたユニオンSGは2位クラブ・ブルージュとの勝ち点差を5とし、レギュラーシーズン1位を確定させた。今季1部に昇格となったユニオンSGは、リーグ優勝と来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場をかけて1位〜4位のプレーオフに臨む。