【ラ・リーガ分析】サッカー日本代表・久保建英「試合後半に投入」で明らかになった新指揮官「マジョルカ残留」のための戦略【久保建英の未来】(2)の画像
久保建英 撮影/渡辺浩樹(Sony α1使用)

【ラ・リーガ ヘタフェvsマジョルカ 2022年4月2日(日本時間21:00キックオフ)】

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 勝ち点1を確保する、ということを最優先にし、あわよくば勝ち点3、程度のスタンスで試合を進めるマジョルカは、その狙い通りに前半をスコアレスで折り返した。

 相手が消耗した時間帯に突入したタイミングでアギーレ監督がどう動くのか。果たして久保に出番は訪れるのか。ということに注目が集まる後半だったが、思わぬ展開が待っていた。

 63分、一度は流されたマジョルカのハンド疑惑がVARによって指摘され、オンフィールドレビューによってハンドの判定に。ヘタフェにPKが与えられ、フランコ・ルッソがこの日2枚目のイエローカードで退場になってしまった。

 PKはゴールキーパーのセルヒオ・リコが見事にセーブし、詰められたシュートも防いでなんとかスコアレスの状態を保ったが、数的不利になったことでマジョルカは完全に引き分け狙いにシフト。5-2-2となり、リコを筆頭にたっぷりと時間をかけて試合を終了に近づけようと試みるようになった。

 だが82分、とうとうボルハ・マジョラルにゴールを決められ、追いかける展開になってしまう。

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