【ラ・リーガ分析】サッカー日本代表・久保建英、マジョルカ「ハビエル・アギーレ新監督の初陣」ヘタフェ戦で見えた「居場所」【久保建英の未来】(1)の画像
久保建英 撮影/渡辺浩樹(Sony α1使用)

【ラ・リーガ ヘタフェvsマジョルカ 2022年4月2日(日本時間21:00キックオフ)】

 ハビエル・アギーレ新監督の初陣となったマジョルカ。日本代表の活動から戻った久保建英はベンチスタートとなり、チームはこれまでとは異なる戦い方を見せた。

 アギーレ監督の任務は、マジョルカを残留させることだ。勝ち点26で降格圏の18位に沈んでいるチームに対し、メキシコ人指揮官は現実的なスタイルを落とし込もうとしている。

 この日のマジョルカの基本陣形は4-1-3-2。

 2トップには、大黒柱となって久しいベダト・ムリキに加え、190cmのフェルナンド・ニーニョを配した。つまり、シンプルにボールを蹴るぞ、ということだ。

 2列目は「3」がワイドに開くわけではなく、サイドバックが高い位置まで上がって幅を取った。

  それに伴い、守備に切り替わると「1」のイドリス・ババが最終ラインの中央に加わって3バック化。そこに攻撃していたのとは逆のサイドバックが戻って4バックとなり、最終的にはもう片方も戻って5バックで安定した守備を披露した。

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