レアル・マドリードに所属するDFマルセロの息子・エンツォ君のゴールが話題に。ゴール直後のまさかのパフォーマンスとは。
■強烈スーパーゴール
マルセロは左サイドバックでプレーするが、12歳の息子・エンツォ君のポジションはFWである。父親譲りの攻撃力は健在。2017年夏からレアルの下部組織でプレーしている。
3月26日、レアルとリバプールの下部組織が対戦した試合で、背番号9をつけたエンツォ君が魅せた。1−0のレアルリードで迎えた8分、味方からペナルティエリア内でボールを受けると、そのまま右にドリブルしながら2人をかわす。そして体勢を崩しながらも右足のシュート。これが左ポストに当たり、ボールがゴールに吸い込まれた。
エンツォ君がゴール後に行ったセレブレーションは、マルセロとはレアルでチームメイトだった、現マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの代名詞ともなっているものだった。エンツォ君が宙を舞うと、本家のように観客も声を出す。そして、映像ではマルセロが喜ぶ姿も映し出されていた。
ラ・リーガ公式ツイッターが投稿したこの動画には「ミニマルセロだ」や「彼の父親はフットボーラーだが、C・ロナウドは彼にとってアイドルだ」などの声が寄せられている。
レアルの下部組織に在籍し、着実にステップアップしているエンツォ君。父親譲りの得点感覚と技術を持ち合わせ、将来はレアルを背負って立つFWになるのだろうか。