PSVに所属するMF堂安律がキレキレの動きで今季9ゴール目を奪った。利き足とは逆の右足で決めた圧巻のゴールとは。
■今季9ゴール目
ワールドカップ最終予選の大詰めであるオーストラリア代表とベトナム代表戦に臨む日本代表に漏れたPSVの堂安律は、3月20日に行われたエールディビジ第27節フォルトゥナ・シッタート戦にスタメン出場。リーグ戦では2試合連続のスタメン出場となった。
PSVは開始10分に先制。すると39分に堂安が追加点を記録。エラン・ザハヴィのパスを受けた堂安が相手陣内中央でドリブル。一人かわし、ザハヴィに預けてそのままペナルティエリアに侵入。ザハヴィからのワンツーのパスは浮いてしまうが、堂安は反転して右足を振り抜く。振り向きざまに放ったシュートはゴール左に吸い込まれた。
堂安がキレキレの動きで圧巻のゴールシーンだった。ドリブルで相手をかわした場面もそうだが、瞬時に振り向いて利き足とは逆の右足のシュートが圧巻だった。これが堂安にとって今季公式戦9ゴール目。シーズン2桁得点まで1に迫っている。堂安は今後も活躍を見せ、日本代表へ返り咲くことができるだろうか。
41分には堂安がマウロ・ジュニオールへパスを送ると、マウロはクロスを供給。これをザハヴィがヘディングで決めてPSVが3点目を記録した。その後、後半に2点を追加したPSVがシッタートに5−0の大勝。現在2位のPSVは首位アヤックスを勝ち点2差で追っている。