ヘンクに所属する日本代表MF伊東純也が、日本代表合流に向けて弾みとなる今季6ゴール目を決めた。キレキレのドリブルから奪った同点弾とは。
■今季6ゴール目
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第32節、クラブ・ブルージュ対ヘンクが現地時間3月20日に行われた。ホームのブルージュが3−1の勝利を収めた。この試合の後に日本代表へ合流となる伊東はこの日、2トップの一角でスタメン出場を果たした。
ヘンクは試合開始4分にいきなり先制点を許す。だが、39分に伊東がゴールを決めて同点に追いつく。
ペナルティエリア手前の右でアンヘロ・プレシアードからのボールを受けた伊東がドリブルで横に運ぶと、ペナルティアークから左足一閃。ボールはゴール右に吸い込まれた。伊東にとってこれが今季公式戦6ゴール目となった。
ボールを受けた伊東はキレキレのドリブルでボールを運び左足を振り抜く。イメージ通りのゴールだっただろう。コントロールされたボールはゴール右に吸い込まれた。名手GKのシモン・ミニョレも届かないコースにしっかりと決めることができる伊東の技術が光った。
伊東のゴールで同点としたものの、その後ヘンクは退場者を出したこともあり2失点。2位ブルージュに1−3の敗戦を喫した。
アジア最終予選オーストラリア代表とベトナム代表戦に向けて弾みとなるゴールを決めた伊東。この勢いのまま、代表戦でもゴールを決めて日本にワールドカップ出場権をもたらしてほしい。