浦和の新しい10番ダヴィド・モーベルグは「デビュー戦」できれいなゴールを決めた。赤いスタンドにスウェーデン国旗が目立った。
モーベルグは後半、ピッチに立ったが、3分後、ボールを奪うとペナルティエリア内に向かい磐田の山本康裕、伊藤槙人、森岡陸の3人に囲まれながら、大きくステップを踏むフェイントでスペースを作って、左足でシュートを放った。
前所属のスパルタ・プラハから浦和に移籍が決まったのは昨年末だったが、コロナ禍で来日が遅れていた。モーベルグは3月4日に来日したが、隔離を経て練習には9日から参加した。実戦からは約4カ月のブランクがあった。
「ストロングポイントを表現できたと思っている。もっともっと良くなると思っている。技術を見せたい」と力強く語った。