■負傷が懸念された大迫も復帰
――左サイドバックは、クラブで控えになっていた長友佑都も含めて多めに選ばれていました。変化はあるでしょうか?
大住「勝っているチームは変えない、というのが、サッカーの常識だから。吉田麻也が復帰して板倉滉とCBコンビを組むだろうけど、それ以外の先発メンバーはこの間のサウジアラビア戦と変わらないだろうね」
後藤「実際に招集してみて、長友の調子がどうか、というのはあるかもしれないけどね」
大住「だけど、中山雄太もなかなか厳しいところがあってね。押し込まれる試合なら中山の方がいいかもしれないけど、攻撃に出たい時に、彼はできることがちょっと限られているからね。だいぶ良くなったけど、残り30分くらい出たサウジアラビア戦でも、結構おたおたしていたよね」
後藤「でも今度のオーストラリア戦は、基本的には守りの方が大事になる試合だからね」
大住「そう考えれば、中山でもいいかもしれないね」
――それでもやはり、先発は変わりそうもない、ということですね。
大住「今までだったら文句を言ったかもしれないけど、この間のサウジアラビア戦くらいのレベルに戻ってきたら、いいかな、という感じだよね」
後藤「あとは問題になるのはコンディションで、大迫勇也がどうなんだとか、そういう部分だけだよね。大迫は15日のACLのプレーオフに出場して、2点取ったもんね」
大住「他に選手がいなかったという理由があったのかもしれないけど、120分間プレーしたというのは大きいよね」
後藤「どんなにやらせたくたって、調子悪かったら120分プレーするはずはないからね」