日本代表はFIFAワールドカップカタール・アジア最終予選グループB第9節でオーストラリア代表(3月24日)、ベトナム代表(3月29日)と対戦する。オーストラリアとの試合は勝てば7大会連続のワールドカップ出場が決まる大一番。日本はアウェイでの一戦となるが、勝利してワールドカップへの出場を果たすことができるだろうか。
今回は、前回の1月・2月シリーズの代表戦からここまでの日本代表GK・DFの活躍ぶりを紹介する。※(3)は3名、(4)は3名の計6名の国内組
■FC東京で出場機会が減少
所属クラブ:FC東京(日本)
生年月日:1986年9月12日(35歳)
今季リーグ戦成績:2試合出場0得点0アシスト
長年、日本代表不動の左SBとして君臨してきた長友。しかし、ここ最近は精彩を欠き、芳しくないパフォーマンスが続いていた。
それでも森保一監督からの信頼は厚く、最終予選はここまですべてにスタメン出場。自身の後継者とも言われる中山雄太の前に立ちはだかり、2月1日のサウジアラビア戦では本来の姿を取り戻して2-0での勝利に貢献した。
だが、アルベルト・プッチ・オルトネダ新監督が就任した所属クラブでは出番が減少。ここまでリーグ戦には2試合出場しているものの、両方とも途中からのプレーとなっている。試合勘がやや心配されるところだ。
森保監督はメンバーを固定して戦う傾向にあるため、今回の代表戦でもスタメン出場が予想されるが、再び望ましくないプレーが続くようであればサムライブルーでの立場も危うくなるだろう。