■レアルと久保の重要な接触に！？
最近に入っては、来季のレアル復帰という話も出ている。現在はＥＵ圏外枠を３人のブラジル人選手が占めているが、ビニシウスとロドリゴがＥＵ圏のパスポートを取るとされている。
運営が始まって１年半も経たないホームページを専門メディアと呼ぶのは疑問が残るが、レアル・マドリードを扱うそのサイトは、久保の来季レアル復帰が濃厚で、近々クラブが久保の代理人と会合を持つと伝えている。さらに試合が近づいた金曜日には、この対戦がレアルと久保の来季を見据えた重要な接触になると記している。
守備のバランスを崩した前節から、マジョルカはこれまでの４バックに戻すだろう。最近は２トップも敷いていたが、力関係を考えれば４－２－３－１にするのが妥当。ただし攻撃を放棄するわけではなく、今季も試してきたように、久保をトップ下に置く形も十分にありだろう。前節の最前線での起用は、単にウィングバックに向かないからではなく、得点など決定的な仕事を期待された結果でもあるはずだ。
右ＭＦに入るとしても、レアルのアンカー周辺、さらに最終ラインの裏が久保の狙いどころ。スペースを見つけ出し、果敢に仕掛けるプレーが期待される。
自分の居場所を見つけ、活用し、ゴールをこじ開ける――。まさに、久保にとっては未来を切り拓く一戦だ。
